アルベリックバルビエ

　　１月：アルベリックバルビエ

　今年の最初は中心が淡い黄色でとても優しい白色のバラ、アルベリックバルビエ（Alberic Barbie）です。はじめは普通の形の蕾ですが、開花するにつれティッシュをクシャクシャとしたようになります。中に花弁が折り畳まってギッシリと詰まっています。このバラはフランスのバルビエ兄弟によるもので、フランスでは多く見かけられるそうです。片親は日本のテリハノイバラで、その性質を受け継いだ枝はしなやか、葉は濃い緑色の照り葉ですが、なにより丈夫なことがその人気の秘密だと思います。
　一季咲きで他のバラより少し遅めに花をつけますが、長く、たくさん咲きます。枝が細く長くなりますので４～５ｍの誘引先が必要です。上品な生垣を作るのにピッタリではないかなと思います。このバラは野いちごさんからいただきました。