ピエールドロンサール

　　５月：ピエールドロンサール

　ルネサンス期にバラを歌ったフランスの詩人がいました。その詩人の名前から命名されたのがピエールドロンサール（Pierre de Ronsard）。別名をエデンローズ（フランスからの輸出名）といいます。一見古風で薄いピンクの品の良いバラながら、コロコロとした大きなカップ咲きの花をたくさんつけるので、大変華やかな感じになります。その辺に根強い人気の理由がありそうです。
　開花は比較的ゆっくりで、花の中心がピンク色になります。日持ちは良いのですが香りはほとんどありません。とても丈夫な大型のつる性で、一年でかなり成長します。花は重みでやや下向きになりますので、ちょうど背丈ぐらいに仕立てると良いと思います。返り咲きをします。