シュンラン

このシュンラン（春蘭）のことをジジババ（爺婆）と呼んでました。淡黄緑色の花を引き抜いてはその模様（紅紫色の斑）でこれはジジ、こちらはババと言って遊んだのを覚えています。最近の山野草ブームの影響で、各地のシュンランも引き抜かれて減少しているとか。でも幸いにしてまだまだたくさん生えています。アカマツの落ち葉は昔はお風呂のたきつけに使われていました。そのせいで山はきれいになっていたのですが、それもなくなるとむしろこの落ち葉に埋もれてしまって、シュンランにとってはかきわけるのが大変そうです。里山向きの植物ですね。 （裏山で :2002-4-6） （淡黄緑色の花 :2003-3-29）

作成：2002-4-7／更新：2014-9-10