７月のトピック：ホタル

今年もホタル（蛍）がいました。毎年、この時期になると心配で、見にいきます。昔はどこでもそうだったでしょうが、水田への農薬の影響で、ホタルは激減しました。子供の頃、夏になると団扇を持ってホタルとりにいったことを思い出します。自分の近くに寄ってくるホタルをそれではたき落としてつかまえていました。近年は農薬が昔ほど強いものではなくなり、ホタルが見られるようになってきています。それでもヘリによる農薬の空中散布は行われていますが。タナゴの群も復活しています。ただ、それ以上にブラックバスが見られ、これにはさすがに眉をひそめています。 　ホタルには思い出があります。２０年ぐらい前、独語の授業をうけていた時です。最初は十数人がうけていたのですが、そのうちだんだん減っていき、ある時、なんと１人になってしまいました。ちょうどその時のテキストの内容が「ホタルの発光」だったのです。おかげで今でもその時の先生の顔は思い出すことができます。 　この時期は梅雨時ですし、ホタルが見れるには条件があります。まず雨が降っていないこと、明るくないこと（お月様が出ていないこと）、風がないこと、です。時間は夜９時以降が良いみたいです。いつも行くところは、といっても家から数１００ｍですが、すぐ横を車が結構通ります。ホタルにとっては点滅している光が意味のあるもののようで、車のライトなどの人工の光はない方がいいのですが、今のところ問題は少なさそうです。また来年もホタルが見れるかな。 （今年も見れた :1999-7-4）

作成：1999-7-5／更新：2014-7-26